箱根・強羅の宿 花扇 ブログ

七夕に

今日は七夕、二十四節気の上では小暑です。
小暑は梅雨明けの時期だそうですが、現代では梅雨明けにはもう少しかかるようです。

七夕の起源は、日本古来の豊作を祖霊に祈る祭(お盆)に、中国から伝来した女性が針仕事の上達を願う乞巧奠(きっこうでん/きこうでん)や佛教の盂蘭盆会(お盆)などが習合したものと考えられているそうです。そもそも七夕は棚幡とも書かれていましたが、現在でもお盆行事の一部でもあり、笹には精霊(祖先の霊)が宿っているそうです。

全国的には、短冊に願い事を書き葉竹に飾ることが一般的で短冊などを笹に飾る風習は、江戸時代から始まったもので、日本以外では見られないそうです。

中国・日本の七夕伝説ではこと座の1等星ベガは、織姫星(織女星)として知られています。織姫は天帝の娘で、機織の上手な働き者の娘でした。夏彦星(彦星、牽牛星、わし座のアルタイル)の夏彦もまた働き者であり、天帝は二人の結婚を認めました。めでたく夫婦となった二人ですが夫婦生活が楽しく、織姫は機を織らなくなり、夏彦は牛を追わなくなりました。このため天帝は怒り、二人を天の川を隔てて引き離しましたが、年に1度、7月7日だけ天帝は会うことを許し、天の川にどこからかやってきたカササギが橋を架けてくれ会うことができるようになったそうです。しかし7月7日に雨が降ると天の川の水かさが増し、織姫は渡ることができず夏彦も彼女に会うことができなくなります。また、この日に降る雨は催涙雨とも呼ばれ、織姫と夏彦(彦星)が流す涙といわれているそうです。

今日は残念ながら、星空が見れないお天気ですが、催涙雨と思うと風情がありますね。
紫陽花は当館では今から7月一杯が見頃です。
雨にうたれる紫陽花の佇まいはとても情緒があります。
どうぞ、紫陽花が見事な強羅花扇で素敵な時間をお過ごし下さい。



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文月

 強羅は梅雨の匂いが消えずまだちょっとジメジメとした感じが残って残っている今日。皆様いかがお過ごしでしょうか。
 2010年もようやく半分が過ぎ季節は春から夏へ、暖かい季節がやってまいります。
 七月(文月)私個人的には、お祭り、海開き、熱いなどのキーワードから一番テンションの上がる季節でございます。そんな素晴らしき七月についてちょっと調べてみました。
日本では、旧暦7月を文月(ふみづき、ふづき)と呼び、現在では新暦7月の別名としても用いり、文月の由来は、7月7日の七夕に詩歌を献じたり、書物を夜風に曝す風習があるからというのが定説となっています。しかし、七夕の行事は奈良時代に中国から伝わったもので、元々日本にはないものです。そこで、稲の穂が含む月であることから「含み月」「穂含み月」の意であるとする説もあり、「秋初月(あきはづき)」、「七夜月(ななよづき)」の別名もあります。
英語での月名、Julyは、ユリウス暦を創った共和政ローマ末期の政治家、ユリウス・カエサル(Julius Caesar)にちみ、カエサルは紀元前45年にユリウス暦を採用するのと同時に、7月の名称を自分の家門名に変更したそうです。

皆様、是非強羅の七月を味わいにお越しくださいませ。
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高速無料化

昨日6月28日より高速道路無料化の効果を検証する社会実験が始まりました。当館がございます神奈川県内では新湘南バイパス、西湘バイパス、箱根新道が無料化の実験対象でございます。

西湘バイパスは、晴れた日には箱根連山をみることができます。湘南の海を眺めながらのドライブはわたくし個人的にもお勧めでございます。
芦ノ湖方面にお越しのお客様は西湘バイパスから一般道におりることなく、そのまま箱根新道に入ることができますので、大変便利になっております。

箱根観光は公共交通機関として電車・バス・ケーブルカー・ロープウェイ・芦ノ湖遊覧船など様々な移動手段がございますが、やはりお車でドライブというのも自由に動けて楽しく便利なものです。当館は駐車場を完備しておりますので、今回の高速無料化を契機に箱根へのドライブはいかがでしょうか。
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ジューン・ブライド

6月もあと2日でとなりました。今月はいつもより、新婚の御客様、ご結婚記念日のお祝いのお客様に多くお越しいただきました。
やはり6月はジューンブライドJune Brideということでご結婚される方が多い月なのですね。
一般的に欧米では、6月が最高の結婚月だそうです。
「6月の結婚は幸福になる(June marriages are lucky)」とずっと言い伝えられているからです。
なぜ6月なのかについては、古代ローマ神話に遡った理由があるそうです。
-古代ローマでは、女性の守り神で結婚を司るユノー(Juno)をまつる祭礼が6月に催されたことから、結婚式を6月に挙げる習慣ができたことが始まりです。
ちなみに六月Juneはユノー(Juno)が起源とされています。
この月に結婚する花嫁さんがジューン・ブライドで、ユノー(Juno)の加護で幸せな結婚になると信じられてきて現在に至るそうです。

私の祖母もずいぶん昔、箱根に新婚旅行に行ったそうですが、箱根は今も根強い人気新婚旅行先なのですね。
大切な新婚旅行やご結婚記念日のお祝いに当館をお選びいただいておりますことに、心より感謝を申し上げます。
2ヶ月前にも箱根神社で挙式をされた新郎新婦様が衣装で当館にお越しになられました。
美しい花嫁様と幸せそうな花婿様にお泊り頂き大変印象深い思い出でございました。

「ご結婚おめでとうございます。お二人の新しい門出にあたり、末永いご健康とご多幸をお祈りいたします。
そして皆様の花扇へのお帰りいただくことを心よりお待ちしております。」

 - Wishing you love,luck and happiness forever.-


強羅花扇では様々な記念日の御客様にフラワーアレンジメントやケーキのオーダー、サプライズ演出など御客様のご希望に応じてできるだけご対応しております。お客様の記念日を心に残る休日にできますようスタッフ一同でご対応させていただきますので、どうぞお気軽にご連絡下さいませ。


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世界の強羅

 6/25、サッカー日本代表決勝トーナメント出場決定した今日、興奮で寝不足の方も多いのではないでしょうか。
 そんな素晴らしき栄光に便乗いたしまして、強羅の歴史をお伝えさせていただきます。
 時は1894年(明治27年)、早雲山からの引湯により開発が始まり、明治末期から開発は本格化され強羅公園が造営され登山鉄道が開通しました。大正年間には、政財界人や文人らがこぞってこの地に別荘を求めたそうです。1952年(昭和27年)以降、多くの源泉が掘削されており、源泉ごとに泉質は多様です。別荘から転じた保養所や箱根屈指の高級旅館が立ち並び、周辺には美術館などが多く設立され観光にはもってこいの温泉地でございます。最近では、各国のお客様にもお越しいただきまして多国籍の温泉地として賑わいを見せております。 
 ワールドカップで多国籍ではございませんが、世界の箱根、世界の強羅そんな温泉地になれるよう日々努力して参りますので是非一度強羅温泉へ足をお運びくださいませ。 その際は強羅花扇をどうぞ宜しくお願いいたします。
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夏至の日に

今日は暦で夏至、北半球では太陽が最も高く、昼間の時間が最も長くなる日で
天文学的には、太陽が黄経90度の点を通過する瞬間だそうです。
そう思うと今日が今年のなかで、とても大切な一日に思えてきます。
梅雨の合間の晴れで、雨上がりの山の緑がとてもみずみずしく、できるだけ電気を使わずに太陽の光の下で過ごしたくなるそんな一日になりそうです。
山の緑も、深緑、黄緑、鶯色、萌黄色、青緑、藍色いろんな緑があり、表情を変えて見せてくれる景色は飽きさせない美しさです。東山魁夷画伯の絵が好きなのですが、本当に日本画に出てくるような山が時々青く見えることをこちらに住んで初めて知ることができました。
普段は殆ど緑色がメインなのですが、霧の中に佇む箱根連山の青さ、時に夕焼けに薄いピンク色に染まる山や、朝焼けの美しい光景を目にする度に心が洗われる気持ちになります。

写真は強羅花扇の客室から撮影した日の出の写真です。強羅花扇客室からの日の出
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紫陽花

6月20日
 強羅もいよいよ梅雨の空と一緒に紫陽花もちらほら顔を出し始めてきました。
例年よりもちょっと遅いと言われていますが、紫陽花の咲く頃に合せてお客様のにぎわいをみせています。
 箱根登山鉄道の紫陽花電車、「箱根強羅公園」のあじさい展、もりやま芦刈園 あじさい園、などなど強羅の紫陽花は熱いです!!
 是非一度強羅の紫陽花への熱い愛を感じに来てください。
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子宝の館?

強羅花扇には昨年のオープン以来、沢山の妊婦の方々にもご宿泊頂いております。昨年に続き、今年もお越し頂いたお客様の中には、「昨年はお腹の中にいたんです。」と赤ちゃんを抱っこして、挨拶をして頂いた方もいらっしゃいました。泉質的にも柔らかいあたりの当館の温泉には、妊婦の方だけでなく、数多くのお客様に好評を頂いております。余談ではありますが、今年に入り当館では、オーナー家に2人の孫が生まれ、社員の中にも昨年来、2人の赤ちゃんが生まれており、今秋にも1人生まれる予定です。御利益があるとは言いませんが、こんな強羅花扇に1人でも多くのお客様がお越し頂けるのを心よりお待ち申し上げます。
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強羅もち

本日6月16日は、1979年に全国和菓子協会が制定した『和菓子の日』だそうです。といことで、今回は当館で提供しております和菓子についてのお話です。

当館では現在、お部屋にご到着された際「強羅もち」というお菓子をご用意しております。強羅もちは「石川菓子舗」さんが製造しております、箱根の隠れた銘菓でございます。白玉粉や水飴から作られる求肥に、細かくカットした羊かんが入ったもので、口に入れるとゆずの香りが広がり舌の上で溶けいきます。とても柔らかく、お子様にも大人気でございます。

箱根のお土産として個人的にもおススメでございます。当館でもご購入いただけますので、ぜひご利用くださいませ。


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鶯のさえずり

御客様がお越しになるたびに、ここは静かでいいですねとお褒め頂いております。
春から鶯がずっと鳴いていて、ときどき御客様の中には「テープはよしたほうがいいですよ。」とおっしゃられるのですが、本物の鶯ですとご説明すると大変驚かれます。(決してテープではございません。。。)
ただ、私も鶯がこんなに一日中鳴いているものだとはこちらへ来るまで知りませんでした。

先週、箱根の観光名所の仙石原の湿生花園のお庭で美しい野生のキジを偶然見ることができました。
夜はときどき野生の猪が子供連れで道路を横切ることもございます。(笑)
また、空を飛ぶムササビを見たり、1年前まで東京に住んでいた私には、毎日が驚きと感動です。
各客室露天風呂や大浴場の露天風呂からは箱根連山が見渡せ、日の出、日の入りと刻々と変わっていく山の表情や見事な景色を堪能することができます。

もうすぐ紫陽花の季節です。皆様のお越しをお待ちしております。
写真は当館に咲いている箱根バラです。

紫陽花の開花情報はこちらに。
http://www.hakonenavi.jp/special/index.html

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