当館の本店はご存じ飛騨にございます。
それにちなんで『花もち』を飾りました!
花もちとは、
「飛騨地方の冬は特に寒くて雪も多いため、正月を飾る適当な花もなく、その上、農家の家は昼でも暗かったことなどもあり、正月を明るく飾り、子供たちを喜ばせるためなどから、昔の人たちが考え出したものです。
飛騨地方の農家では、大晦日が近づいてくると、雪深い山に入り、枝振りのよい切り株を探し、切り取って持ち帰ります。
その木株の枝には、つきたての餅を花のように飾り付け、さらに、紙で作った小判、ガラスで作った金の玉などを枝に吊り下げ、お鏡餅を供え、これを『花もち』として座敷天井下の横柱に取り付け、正月を迎えます。
今では、昔と姿かたちが変わってきてはいますが、多少なりとも飛騨高山の雰囲気を感じ取っていただければ幸いです。
強羅花扇 フロント 小山