箱根・強羅の宿 花扇 ブログ

夏至の日に

今日は暦で夏至、北半球では太陽が最も高く、昼間の時間が最も長くなる日で
天文学的には、太陽が黄経90度の点を通過する瞬間だそうです。
そう思うと今日が今年のなかで、とても大切な一日に思えてきます。
梅雨の合間の晴れで、雨上がりの山の緑がとてもみずみずしく、できるだけ電気を使わずに太陽の光の下で過ごしたくなるそんな一日になりそうです。
山の緑も、深緑、黄緑、鶯色、萌黄色、青緑、藍色いろんな緑があり、表情を変えて見せてくれる景色は飽きさせない美しさです。東山魁夷画伯の絵が好きなのですが、本当に日本画に出てくるような山が時々青く見えることをこちらに住んで初めて知ることができました。
普段は殆ど緑色がメインなのですが、霧の中に佇む箱根連山の青さ、時に夕焼けに薄いピンク色に染まる山や、朝焼けの美しい光景を目にする度に心が洗われる気持ちになります。

写真は強羅花扇の客室から撮影した日の出の写真です。強羅花扇客室からの日の出
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