箱根発祥の寄木細工♪
- 2015.12.14
箱根のお土産で有名な【寄木細工】
発祥の地は箱根の畑宿という所
箱根駅伝の往路の優勝大学に授与されるトロフィーも有名ですね♪
そんな寄木細工の歴史を調べてみました!
江戸時代後期、箱根の『畑宿』にて石川仁兵衛氏の手によって確立され、明治時代には更に種類が増えてまいりました。
畑宿は木々が豊富にあり、木工を職業とする職人が多かったことなどが広まった理由だそう。
寄木細工には【ズク貼り】【ムク作り】という技法があります。
【ズク貼り】とは、特殊なカンナで薄く削った模様を小箱など木製品の外側に貼る技法。
【ムク作り】とは、厚みのある種寄木を加工してそのまま製品の形を作る技法。
寄木細工はとても美しく、かつデリケートです。
高温多湿の場所は避けたり、食器洗い乾燥機など使用不可、水に長時間つけておいてはいけない等々・・
これほどデリケートであるからこそ、伝統的工芸品と指定され、長い間愛されるものとなったのでしょうね♪
当館でも多数寄木細工お取り扱いしております。
お越しの際にはちょっとのぞいてみてくださいませ♪